お茶に限らず、なんでも揃う量販店。お茶に関しても、扱われている種類は非常に豊富で、たとえば煎茶だけとっても、多くの種類の中から選択することが可能です。しかし、値段に関しては問屋を通して仕入れられる分、専門店に比べ割高になります。また、現在もう一つ問題となっているのが、量販店や一部の専門店で売られているお茶の産地表示についてです。
量販店において、パッケージに「宇治茶」と表示された商品を目にしたことのある方は多いと思います、
最近では減ってきましたが「宇治茶」と表示されていても宇治茶で無い場合があります。
生産地がどこであれ、宇治茶が少しでもブレンドされていれば「宇治茶」と表示されてしまっているからです。
現状では、法的にお茶には産地表示の必要はありませんので違法ではありませんが、消費者の立場からすれば不安なことです。一般のお客様がそこまで気をつけて購入するのは難しいでしょう。
昔から「良いものは専門店」と言うように、品質に関してこだわるなら、専門店で購入するのが1番です。
量販店の場合、大量生産のため、どうしても機械に頼った製造になってしまいます。その点、専門店ならば専門の熟練した職人さんが丁寧に作っていますので、味も品質も安定した、旨みのあるお茶を提供することができるのです。また、職人さんから直接買い付けていることがほとんどなので、量販店に比べ良質なお茶を安価で購入することができます。
お茶に関して値段・品質ともこだわるのであれば、専門店で買ったほうが確実です。