美味しいお茶の入れ方ガイド
宇治茶の種類別・おいしい入れ方ガイド
一口に「日本茶」といっても、産地や製造法によりさまざまな違いがあり、その持ち味も異なっています。日本茶本来の持ち味を活かすためには、そのお茶に合った温度や煎れ方にすることが大切です。また、お茶の種類によって急須の大きさを変えるなど、最高の味を引き出すためにも工夫が必要です。
煎茶
- 人数分の茶碗に、お湯を7~8分目ほど入れます。
※湯温の目安は上煎茶で70度、並煎茶で80~90度
※3人分の湯量は、150~180cc
- お茶の葉を急須に入れます。
※3人分の茶葉の目安は約8~10g(大さじ軽く2杯分)
- さました茶碗のお湯を急須に入れ、1~2分ほど待ちます。
- 急須のお茶を茶碗に注ぎ分けます。
※均等に、濃淡の無いように回し注ぎ(3~4回往復し、各茶碗の量と濃度がそろうように)、最後の1滴まで絞りきります。
煎茶について興味をお持ちの方は、こちらをご覧ください
かぶせ玉露
- 人数分の茶碗に、お湯を7~8分目ほど入れます。
※湯温の目安は80~90度
※3人分の湯量は、150~180cc
- お茶の葉を急須に入れます。
※3人分の茶葉の目安は約8~10g(大さじ軽く2杯分)
- さました茶碗のお湯を急須に入れ、30秒ほど待ちます。
- 急須のお茶を茶碗に注ぎ分けます。
※均等に、濃淡の無いように回し注ぎ(3~4回往復し、各茶碗の量と濃度がそろうように)、最後の1滴まで絞りきります。
かぶせ玉露について興味をお持ちの方は、こちらをご覧ください
玉露
- 1.急須にお湯を入れて湯冷ましします。
※お湯の温度の目安は、上茶で50度、並茶で60度
- 急須のお湯を茶碗に5~6分目ほど入れます。
※お湯の量の目安は3人分で60~70cc
- 急須にお茶の葉を入れます。
※茶葉の目安は3人分で10~12g(大さじ軽く2杯分)
- 冷ました茶碗のお湯を急須に注ぎます。
- 2~3分間待ちます。
- 急須のお茶を茶碗に注ぎ分けます。
※均等に、濃淡の無いように回し注ぎ(3~4回往復し、各茶碗の量と濃度がそろうように)、最後の1滴まで絞りきります。
玉露について興味をお持ちの方は、こちらをご覧ください
抹茶
- 茶碗に茶杓で2杯(約1.5~2g)ほどの抹茶を入れます。
- お湯をひしゃくで半分(約150cc)ほどのお湯を入れます。お湯の温度は約80度。
- 茶せんで点てます。
最初は抹茶とお湯がよく混ざるようにゆっくりと、そして徐々に勢いよく、茶せんを前後に振り、多少泡だったところ(茶せんの真ん中のあつまったところの先に泡がつきます。)でお召し上がりください。
抹茶の量、お湯の温度、点て方などを変えると、風味の感じ方が微妙に変わりますので、自分流を見つけてご自由にお楽しみください。ちょっと濃いめがお抹茶の味が引き立っておいしくなります。夏は水でもお召し上がりいただけます。ただし、よく混ぜてください。
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ほうじ茶
- お茶の葉を土瓶に入れます。(大さじ3杯分)
- ポットから土瓶にお湯を入れます。(約600cc)
- 20~30秒ほど待ちます。
- 土瓶のお茶を茶碗に注ぎ分けます。
※均等に、濃淡の無いように回し注ぎ(3~4回往復し、各茶碗の湯量、濃度がそろうように)、最後の一滴まで絞りきります。
ほうじ茶について興味をお持ちの方は、こちらをご覧ください
玄米茶
- お茶の葉を急須に入れます。約8~10g(大さじ軽く2杯分)
- ポットから急須に沸きたての熱いお湯を入れます。(約200cc)
※玄米茶もほうじ茶と同様、香りを楽しむため湯冷ましはしません。
- 20~30秒ほど待ちます。
- 急須のお茶を茶碗に注ぎ分けます。
※均等に、濃淡の無いように回し注ぎ(3~4回往復し、各茶碗の湯量、濃度がそろうように)、最後の一滴まで絞りきります。
玄米茶について興味をお持ちの方は、こちらをご覧ください
雁ヶ音
- 人数分の茶碗に、お湯を7~8分目ほど入れます。
※湯温の目安は80~90度
※3人分の湯量は、150~180cc
- お茶の葉を急須に入れます。
※3人分の茶葉の目安は約8~10g(大さじ軽く2杯分)
- さました茶碗のお湯を急須に入れ、30秒ほど待ちます。
- 急須のお茶を茶碗に注ぎ分けます。
※均等に、濃淡の無いように回し注ぎ(3~4回往復し、各茶碗の量と濃度がそろうように)、最後の1滴まで絞りきります。
雁ヶ音について興味をお持ちの方は、こちらをご覧ください
玉露の芽茶
- 人数分の茶碗に、お湯を7~8分目ほど入れます。
※湯温の目安は80~90度
※3人分の湯量は、200cc
- お茶の葉を急須に入れます。
※3人分の茶葉の目安は約8g(大さじ軽く2杯分)
- さました茶碗のお湯を急須に入れ、30秒ほど待ちましょう。
※芽茶は葉が硬めで1煎目は少々出にくいため、こころもち長めに!2煎目以降は素早く入れてください。
- 急須のお茶を茶碗に注ぎ分けます。
※均等に、濃淡の無いように回し注ぎ(3~4回往復し、各茶碗の量と濃度がそろうように)、最後の1滴まで絞りきります。
玉露の芽茶について興味をお持ちの方は、こちらをご覧ください